【アップデート】Redshift Advisorで適切なソートキーがサジェストされるようになりました!
こんにちは。DA事業本部の春田です。
日々Redshiftのチューニングに励んでいる皆さまに朗報です。本日より、RedshiftのAdvisorに新機能の追加があり、クエリの改善が見込めるソートキーの変更をサジェストしてくれるようになりました!
クエリされる頻度が高いテーブルに対して、Redshiftが適切なソートキーを分析し、提案します。昨年追加された ALTER SORTKEY
と組み合わせると、テーブル再作成の必要なく簡単にソートキーを変更できます。ただし、INTERLEAVED SORTKEYはまだ ALTER SORTKEY
に対応していないので、この機能を活かすにはあらかじめCOMPOUND SORTKEYに設定しておく必要があります。
実際の画面
すでにレコメンドが出ていたので、ご紹介します!
ALTER TABLE文も合わせてサジェストしてくれるので、めちゃめちゃ楽ですね。ソートキー変更中はテーブルがロックされるので、ワークロードが軽い時に変更する必要がありますが、もはやキー設計で頭を悩ますことがなくなりそうです。
ちなみに今現在、Redshift Advisorでサジェストしてくれる事項は、以下の通りです。だいぶ充実してきました!
- 非圧縮列を含むテーブルの内、圧縮すべきテーブル
- COPYによってロードされるAmazon S3オブジェクトのうち、圧縮すべきオブジェクト
- 複数のアクティブなデータベースのうち、別のクラスターへ分離すべきデータベース
- ワークロード管理 (WLM) メモリの再割り当て
- COPY中の圧縮エンコーディング分析のスキップ
- COPYによってロードされるAmazon S3 オブジェクトのうち、分割すべきオブジェクト
- ANALYZEで統計情報を更新すべきテーブル
- ショートクエリアクセラレーションの有効化
- 単一カラムのインターリーブソートキーの置き換え
- 適切な分散キー
- 適切なソートキー